【2026年】第60回通関士試験ガイド|問題・配点・合格発表

通関士試験の日程・申込・試験科目を示すガイドのアイキャッチ 基本情報

第60回通関士試験は、2026年10月4日(日)に実施されました。税関は3科目の試験問題を公開していますが、公式正答はまだ公表していません。解答一覧と科目別解説は第60回通関士試験の解答・解説まとめ、合格発表までの予定は第60回通関士試験後の情報まとめで確認できます。

この記事では、財務省・税関の受験案内と試験問題を基に、第60回の日程、申込方法、受験料、試験科目、出題数・配点、試験後の確認事項を一つに整理します。第61回(2027年)の試験日・申込期間はまだ公表されていないため、第60回の日程をそのまま当てはめません。

通常申込・熊本地震に伴う特例申込は終了

2026年7月30日、財務省は熊本地震の影響を受けた受験者向けの特例を公表しました。災害救助法が適用された熊本県10市10町1村に在住する方は、受験願書の提出期限が8月31日(月)まで延長されましたが、この特例提出期限も終了しています。対象地域は、税関の「受験申込手続に係る特例措置」で確認できます。

対象地域外で地震の影響により通常期限までの申込みが難しかった方を対象とする相談は、8月24日(月)で受付期限が終了しました。試験日と熊本県内の試験会場に変更はありません。

第60回通関士試験の日程

項目日程確認ポイント
通常の受験申込2026年7月21日(火)〜8月4日(火)受付終了
試験日2026年10月4日(日)年1回実施
Web合格発表2026年11月10日(火)予定税関サイトに受験番号を掲載
官報掲載2026年11月20日(金)予定合格者には合格証書を郵送

通常の書面申込は8月4日まで、熊本地震の特例対象地域在住者向けの郵送申込は8月31日までの消印をもって終了しました。対象地域外の地震影響者を対象とする相談も、8月24日に受付期限が終了しています。

第60回の原本は、税関の「第60回通関士試験(令和8年)」と「第60回通関士試験受験案内」で確認できます。受験した方は、合格発表を確認できるよう受験票を保管してください。

受験資格と試験の基本情報

受験資格学歴・年齢・経歴・国籍などの制限なし
試験方法筆記試験(マークシート方式)
試験科目通関業法/関税法等/通関実務
法令の基準日2026年7月1日時点で施行されている法令等
試験実施地北海道、新潟、東京、宮城、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、熊本、沖縄

受験資格の制限がないため、貿易実務の経験がない人や学生でも受験できます。年齢・学歴・実務経験・国籍の条件と、科目免除・合格後の確認との違いは「通関士試験の受験資格」で整理しています。ただし、関税法などの法令科目と申告書・計算を含む通関実務を一日で受ける試験です。難しさや合格率は「通関士試験の難易度」で、公式結果を基に整理しています。

試験科目と当日の時間

試験科目時間主な内容
通関業法9:30〜10:20通関業・通関士に関する法令
関税法等11:00〜12:40関税法、関税定率法、外為法の一部など
通関実務13:50〜15:30輸出入申告書、計算、通関手続

第60回は、第59回から3科目の出題数・配点が変更されました。第60回の自己採点では、古い年度の配点ではなく次の配点を使います。第61回も同じ構成になるとは限らないため、次回の受験案内が公表されたら必ず再確認してください。

試験科目選択式択一式計算式など満点
通関業法41点(13問)4点(4問)—45点
関税法等49点(17問)11点(11問)—60点
通関実務申告書20点(2問)+その他10点(5問)3点(3問)計算式12点(6問)45点

通関実務の申告書問題は、NACCSを使った輸出申告・輸入申告を第59回と同じ形式で各1問出題すると案内されています。一方、通関業法と関税法等は選択式が増え、択一式が減りました。通関実務も択一式と計算式の問題数・配点が変わっています。

合格には、免除された科目を除くすべての試験科目で合格基準を満たす必要があります。第60回の合格基準は合格発表時に公表されるため、現時点では確定していません。第59回が各科目とも満点の60%以上だったことだけを根拠に、第60回の合否を断定しないでください。

申込方法は書面とNACCSの2種類

比較項目書面NACCS
受験手数料3,000円分の収入印紙2,900円を電子納付
受付原則として郵送オンラインで申込データを送信
通常受付8月4日消印まで(終了)8月4日17時まで(終了)
受験票願書と一緒に提出申込後に別途郵送

書面申込は第60回から原則郵送

書面申込では、受験願書、写真を貼った受験票、3,000円分の収入印紙などを提出します。受験票には、提出前1年以内に撮影した縦4cm×横3cmの写真と、返送用の295円分の切手が必要です。

NACCSも受験票の郵送が必要

NACCSはWebだけでは完了しません。申込データの送信と手数料の電子納付に加えて、写真を貼った受験票を管轄税関へ郵送します。受験案内では、手数料の納付と受験票の提出が終わるまで受理が保留されると案内されています。

必要書類、願書の入手方法、NACCSの手順は「通関士試験の申し込み方法」で詳しく確認できます。

実務経験がある人は科目免除を確認

  • 通算15年以上、通関業者の通関業務または官庁の関税・通関事務に従事:関税法等と通関実務を免除
  • 通算5年以上、通関業者の通関業務または官庁の通関事務に従事:通関実務を免除

勤務年数だけで自動的に免除されるわけではありません。業務内容や証明書類を含む審査があるため、該当しそうな人は税関の「通関士試験科目の一部免除」と受験案内を早めに確認してください。

受験後に確認する5項目

  1. 公式問題:税関が公開した第60回の3科目と通関実務別冊を使い、手元の問題と年度を取り違えないようにします。
  2. 解答と解説:第60回の解答・解説まとめから科目別解説を確認します。税関の公式正答が公表されたら、資格コンパスの解答と照合します。
  3. 自己採点:第60回の出題数・配点を使い、科目ごとに集計します。第59回の配点を流用しません。
  4. 受験票:11月10日のWeb合格発表で受験番号を確認できるよう、処分せず保管します。
  5. 次の行動:合否を先回りして決めず、合格発表前にすることを状況別に確認します。

2027年の受験を考える人へ

第61回(2027年)の試験日・申込期間・出題構成は、税関の受験案内が公表されるまで確定しません。ただし、受験資格に制限がないことや3科目を学ぶ基本構造は、第60回の公式資料から確認できます。今は日付を予想するより、第57回(2023年度)の全67問を無料演習して弱点を分け、独学で直すか講座の支援を使うかを決める段階です。

次に決めること:自分に合う学習方法

自分で学習順序を管理できるなら独学、法律の解説・質問・進捗管理が必要なら通信講座が候補です。再受験者は、前回の失点原因に関係のない機能へ費用を払わず、再挑戦の学習戦略で必要な支援を先に切り分けてください。

学習量の目安から決めたい方は、通関士の勉強時間とスケジュールを先に確認してください。

第60回を受験した方は、自己採点の結果だけで合否を確定せず、受験票を保管して11月10日の公式発表を確認してください。第61回を受験する方は、公式日程の公表前に教材の年度と法改正対応を確認し、基礎学習を始められます。

通関士試験のよくある質問

初学者や学生でも受験できますか?

受験できます。学歴、年齢、実務経験、国籍などの制限はありません。

自宅で受けるオンライン試験ですか?

いいえ。指定会場で受ける筆記のマークシート試験です。NACCSは受験申込の方法であり、試験自体をオンラインで受ける制度ではありません。

NACCSなら郵送は不要ですか?

不要ではありません。NACCSで申し込んだ場合も、写真を貼った受験票を別途郵送します。

試験会場は自由に選べますか?

申込時に試験実施地を選びますが、受験当日は受験票に記載された会場で受験します。異なる会場では受験できません。

まとめ:第60回は実施済み、次は解答と合格発表を確認

第60回通関士試験は2026年10月4日に実施されました。現在は第60回へ新たに申し込めません。税関は試験問題を公開していますが、公式正答と第60回の合格基準はまだ公表していません。

受験した方は、第60回の解答・科目別解説で自己採点の根拠を確認し、受験票を保管して11月10日のWeb合格発表を待ちます。

2027年の受験を考える方は、第60回の日程を翌年へ置き換えず、第61回の受験案内を待って確定日を確認してください。それまでは、過去問で弱点を分け、独学・教材・講座のうち必要な支援だけを選ぶのが合理的です。

公式情報確認日:2026年10月16日。税関の公式正答と第61回の受験案内は未公表です。今後公表された内容を優先してください。

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