第60回通関士試験は2026年10月4日(日)に実施され、申込期間は7月21日(火)から8月4日(火)までです。受験資格に学歴・年齢・実務経験・国籍の制限はありません。
この記事では、財務省・税関が2026年7月1日に公表した受験案内を基に、日程、申込方法、受験料、試験科目、科目免除を一つに整理します。予測ではなく、2026年7月15日時点の公式情報です。
第60回通関士試験の日程
| 項目 | 日程 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 受験申込 | 2026年7月21日(火)〜8月4日(火) | NACCSは初日10時〜最終日17時 |
| 試験日 | 2026年10月4日(日) | 年1回実施 |
| Web合格発表 | 2026年11月10日(火)予定 | 税関サイトに受験番号を掲載 |
| 官報掲載 | 2026年11月20日(金)予定 | 合格者には合格証書を郵送 |
書面申込は8月4日までの消印が有効ですが、受験案内では7月31日(金)頃までの発送が勧められています。締切直前ではなく、写真や受験票を早めに準備してください。
最新の会場や提出先を含む原本は、税関の「第60回通関士試験(令和8年)」と「第60回通関士試験受験案内」で確認できます。
受験資格と試験の基本情報
| 受験資格 | 学歴・年齢・経歴・国籍などの制限なし |
|---|---|
| 試験方法 | 筆記試験(マークシート方式) |
| 試験科目 | 通関業法/関税法等/通関実務 |
| 法令の基準日 | 2026年7月1日時点で施行されている法令等 |
| 試験実施地 | 北海道、新潟、東京、宮城、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡、熊本、沖縄 |
受験資格の制限がないため、貿易実務の経験がない人や学生でも受験できます。ただし、関税法などの法令科目と申告書・計算を含む通関実務を一日で受ける試験です。難しさや合格率は「通関士試験の難易度」で、公式結果を基に整理しています。
試験科目と当日の時間
| 試験科目 | 時間 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 通関業法 | 9:30〜10:20 | 通関業・通関士に関する法令 |
| 関税法等 | 11:00〜12:40 | 関税法、関税定率法、外為法の一部など |
| 通関実務 | 13:50〜15:30 | 輸出入申告書、計算、通関手続 |
合格には、免除された科目を除くすべての試験科目で合格基準を満たす必要があります。第60回受験案内は一律の得点率を断定していないため、「全科目60%で確定」と決めつけず、各科目をバランスよく準備するのが安全です。
申込方法は書面とNACCSの2種類
| 比較項目 | 書面 | NACCS |
|---|---|---|
| 受験手数料 | 3,000円分の収入印紙 | 2,900円を電子納付 |
| 受付 | 原則として郵送 | オンラインで申込データを送信 |
| 受付期限 | 8月4日消印有効 | 8月4日17時まで |
| 受験票 | 願書と一緒に提出 | 申込後に別途郵送 |
書面申込は第60回から原則郵送
書面申込では、受験願書、写真を貼った受験票、3,000円分の収入印紙などを提出します。受験票には、提出前1年以内に撮影した縦4cm×横3cmの写真と、返送用の295円分の切手が必要です。
NACCSも受験票の郵送が必要
NACCSはWebだけでは完了しません。申込データの送信と手数料の電子納付に加えて、写真を貼った受験票を管轄税関へ郵送します。受験案内では、手数料の納付と受験票の提出が終わるまで受理が保留されると案内されています。
必要書類、願書の入手方法、NACCSの手順は「通関士試験の申し込み方法」で詳しく確認できます。
実務経験がある人は科目免除を確認
- 通算15年以上、通関業者の通関業務または官庁の関税・通関事務に従事:関税法等と通関実務を免除
- 通算5年以上、通関業者の通関業務または官庁の通関事務に従事:通関実務を免除
勤務年数だけで自動的に免除されるわけではありません。業務内容や証明書類を含む審査があるため、該当しそうな人は税関の「通関士試験科目の一部免除」と受験案内を早めに確認してください。
申込前に確認する5項目
- 受験地:受験票で指定された会場以外では受験できません。
- 申込方法:書面かNACCSかを決め、必要書類をそろえます。
- 写真:縦4cm×横3cm、無背景・正面上半身などの条件を守ります。
- 締切:NACCSは最終日17時、書面は最終日消印有効です。
- 科目免除:対象者は証明書類の準備期間を見込みます。
試験日から逆算して学習を進める
日程を確認したら、10月4日から逆算して学習計画を具体化します。必要な時間は、法律の学習経験、通関実務の経験、確保できる週あたり時間で変わります。公的な統一基準はないため、単一の数字を全員に当てはめない方が現実的です。
次に決めること:自分に合う学習方法
自分で学習順序を管理できるなら独学、法律の解説・質問・進捗管理が必要なら通信講座が候補です。費用だけで決めず、試験日までの残り期間と苦手科目で選んでください。
学習量の目安から決めたい方は、通関士の勉強時間とスケジュールを先に確認してください。
申込手続と学習は別々に管理しましょう。願書の準備日と毎週の学習時間を先に予定へ入れておくと、締切忘れと直前の学習不足を防ぎやすくなります。
通関士試験のよくある質問
初学者や学生でも受験できますか?
受験できます。学歴、年齢、実務経験、国籍などの制限はありません。
自宅で受けるオンライン試験ですか?
いいえ。指定会場で受ける筆記のマークシート試験です。NACCSは受験申込の方法であり、試験自体をオンラインで受ける制度ではありません。
NACCSなら郵送は不要ですか?
不要ではありません。NACCSで申し込んだ場合も、写真を貼った受験票を別途郵送します。
試験会場は自由に選べますか?
申込時に試験実施地を選びますが、受験当日は受験票に記載された会場で受験します。異なる会場では受験できません。
まとめ:7月21日の受付開始前に準備する
第60回通関士試験は10月4日、申込期間は7月21日から8月4日です。まず申込方法と受験地を決め、写真・受験票・手数料を準備してください。NACCSを選んでも受験票の郵送が必要です。
手続を確認したら、試験日から逆算して学習計画を決めます。独学か講座かを先に固定するのではなく、残り期間、苦手科目、質問サポートの必要性を比べて選ぶのが合理的です。
公式情報確認日:2026年7月15日。申込前には必ず税関の最新案内も確認してください。

