教育訓練給付制度で通関士講座は20%支給|対象講座・条件・申請手順

教育訓練給付制度を利用できる通関士講座を解説する記事のアイキャッチ 講座・教材レビュー
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通関士講座の受講料を抑えたい人は、申し込む前に教育訓練給付金の対象講座かを確認しましょう。通関士の指定講座は主に「一般教育訓練」に該当し、条件を満たして講座を修了すると、本人が支払った教育訓練経費の20%(上限10万円)がハローワークから支給されます。

ただし、申込時に20%引きになる制度ではありません。対象者・対象講座・指定期間・修了基準・申請期限のすべてを確認する必要があります。この記事では、2026年7月22日に厚生労働省、ハローワーク、各講座の公式情報を照合したうえで、通関士講座で使う手順を整理します。

先に結論

  • 初めて利用する人は、雇用保険の加入期間が通算1年以上なら対象になる可能性がある
  • 「通関士講座」ではなく、申し込むコース単位で指定を確認する
  • 一般教育訓練は、修了後に20%(上限10万円)が支給される
  • 支給額が4,000円を超えない場合は支給されない
  • 受講前にハローワークへ支給要件照会をしておくと判断が安全

通関士講座で使える教育訓練給付金とは

教育訓練給付金は、働く人の能力開発や再就職を支援する雇用保険の制度です。厚生労働大臣が指定した講座を受講し、所定の基準で修了した人へ、教育訓練経費の一部が支給されます。

制度区分基本の給付通関士講座との関係
一般教育訓練20%・上限10万円通信・通学の指定講座あり
特定一般教育訓練40%・上限20万円。資格取得・就職などの要件を満たすと50%・上限25万円申込予定コースがこの区分か個別確認
専門実践教育訓練受講中50%・年間上限40万円。資格取得・就職や賃金上昇の要件で追加給付あり主に中長期の専門的・実践的な訓練が対象

通関士試験の合格そのものが、一般教育訓練の基本給付の条件ではありません。重要なのは、受講した講座が定める出席、動画視聴、課題提出、修了試験などの修了認定基準を満たすことです。

制度の最新条件は、ハローワークインターネットサービス厚生労働省の教育訓練給付ページで確認できます。

対象者の条件|初回は雇用保険1年以上が目安

一般教育訓練の対象になり得るのは、受講開始日に雇用保険の一般被保険者・高年齢被保険者等である人、または離職日の翌日から受講開始日までが原則1年以内の離職者です。

  • 初めて教育訓練給付金を受ける人:雇用保険の加入期間が通算1年以上
  • 過去に受給したことがある人:原則として前回の受講開始日以降の加入期間が通算3年以上で、前回受給からの期間要件も満たすこと
  • 離職中の人:離職日の翌日から受講開始日までが原則1年以内。妊娠、出産、育児、疾病などでは適用対象期間を延長できる場合がある

加入歴が複数社にまたがる場合や、過去に給付金を利用した場合は計算が複雑です。自己判断せず、受講開始予定日と講座の指定番号を用意してハローワークへ照会しましょう。

対象となる通関士講座の確認方法

対象かどうかは、運営会社名だけでは判断できません。同じスクールでも、コース、受講形態、受講開始日によって指定状況が異なります。次の順で確認してください。

  1. 厚生労働省の指定講座検索システムで「通関士」と検索する
  2. 申込予定のコース名、実施方法、訓練経費、指定期間を確認する
  3. スクール公式ページで、現在販売中のコース名と一致するか確認する
  4. 申込前にスクールとハローワークへ、受講開始日が指定期間内か確認する

厚生労働省の検索システムは、指定期間中の講座に加えて指定開始前の講座を掲載する場合があります。「検索結果に出たから必ず対象」とは考えず、詳細画面の指定期間まで確認することが大切です。

給付対象を確認できる主な通信講座

2026年7月22日の確認では、厚生労働省の指定講座検索と各社公式ページで、次の通信講座が一般教育訓練の対象として案内されています。価格は本人が実際に支払う教育訓練経費と一致するとは限らないため、給付額は申込画面とスクールの案内で再計算してください。

講座確認できた対象コース公式表示価格(税込)20%の計算例
フォーサイト通関士スピード合格講座52,800円〜10,560円
アガルート通関士 入門カリキュラム107,800円21,560円

フォーサイト|価格を抑えて一式で学びたい人

フォーサイトの公式ページでは、スピード合格講座に「一般教育訓練給付金対象」の表示があります。公式表示は52,800円からで、DVDオプションなど給付対象外の費用があるため、申込時に対象経費の範囲を確認してください。

向いている人:教材・講義・eラーニングを一式で使い、受講料を比較的抑えたい人

フォーサイトの通関士講座を確認する

アガルート|講義視聴と課題の修了基準を管理できる人

アガルートの通関士 入門カリキュラムは、厚生労働省の2026年4月1日付新規指定講座一覧と検索システムに掲載されています。公式価格は107,800円(税込)です。アガルート公式の修了認定基準は、全講義の70%以上を視聴し、指定する修了課題で70%以上得点することと案内されています。

向いている人:オンライン講義を中心に進め、視聴率と修了課題を計画的に管理できる人

アガルートの通関士講座を確認する

給付対象かどうかだけで講座を決める必要はありません。質問対応、教材構成、受講期限、模試、学習画面なども含めて選びたい人は、通関士通信講座の比較記事を先に確認してください。

一般教育訓練給付金を受け取る5ステップ

1. 支給要件を照会する

一般教育訓練では、支給要件照会をしなかったことだけで直ちに対象外になるわけではありません。ただし、加入期間や講座指定を誤認したまま申し込むリスクを避けるため、受講前の照会をおすすめします。

「教育訓練給付金支給要件照会票」と本人確認書類を、本人来所、代理人、郵送または電子申請でハローワークへ提出します。電話照会は受け付けられていません。

2. 指定期間とコース名を確認して申し込む

検索結果と申込画面のコース名を照合し、受講開始日が指定期間内かを確認します。給付金は後払いなので、受講料はいったん自分で支払います。会社から受講料補助を受ける場合などは、本人負担分の扱いをスクールやハローワークへ確認してください。

3. 修了認定基準を満たす

申込直後に、視聴率、課題、確認テスト、提出期限を確認します。通関士試験の勉強だけを進めていても、講座側の修了条件を満たさなければ給付を受けられません。学習予定に課題提出日も入れておきましょう。

4. 修了書類を受け取る

修了後、スクールから教育訓練修了証明書、教育訓練経費に関する領収書などを受け取ります。氏名、講座名、金額に誤りがないか確認してください。

5. 修了日の翌日から1か月以内に申請する

一般教育訓練給付金は、原則として訓練修了日の翌日から1か月以内に支給申請します。必要書類や電子申請の可否は状況により異なるため、修了を待たずに管轄ハローワークの案内を確認しておくと安心です。

給付額を計算するときの注意点

  • 割引後の本人負担額が基準:キャンペーン、クーポン、ポイントなどを差し引いた教育訓練経費を基に計算する
  • 4,000円以下は不支給:20%を計算した額が4,000円を超えない場合は支給されない
  • すべての費用が対象とは限らない:任意のオプション、送料、追加教材などが教育訓練経費に含まれない場合がある
  • 申込時の値引きではない:修了と申請の後にハローワークから支給される

たとえば、対象となる教育訓練経費が52,800円なら計算上の支給額は10,560円、107,800円なら21,560円です。実際の支給額は、申込時の支払額と対象経費の範囲で変わります。

よくある質問

通関士試験に不合格でも給付されますか?

一般教育訓練の基本給付では、国家試験の合否ではなく、指定講座の修了認定基準を満たしたかが重要です。講座ごとの基準を申込前に確認してください。

離職中でも使えますか?

離職日の翌日から受講開始日までが原則1年以内で、加入期間などの要件を満たせば対象になる可能性があります。妊娠、出産、育児、疾病などで受講できなかった期間は延長できる場合があるため、ハローワークへ相談してください。

独学の教材費にも使えますか?

市販テキストや問題集を自分で購入するだけでは対象になりません。厚生労働大臣の指定講座を受講し、その講座の修了要件を満たす必要があります。講座を使わない学習も比較したい人は、通関士は独学で合格できるかも参考にしてください。

まとめ|申込前に対象者・コース・指定期間を確認する

通関士の指定講座では、一般教育訓練給付金により教育訓練経費の20%(上限10万円)が支給される場合があります。利用するなら、次の順番を守りましょう。

  1. ハローワークで自分の支給要件を確認する
  2. 厚生労働省の検索システムで、コース名と指定期間を確認する
  3. スクールの修了認定基準を確認して申し込む
  4. 受講中に視聴・課題・期限を管理する
  5. 修了日の翌日から1か月以内に申請する

給付対象だけで決めず、教材やサポートも比較してから選ぶと失敗を減らせます。候補を絞るときは、通関士通信講座の比較で学習スタイルに合う講座を確認してください。

制度・指定講座・価格の確認日:2026年7月22日。制度や指定期間、販売コース、価格は変更されることがあります。申込前に厚生労働省、ハローワーク、講座提供事業者の最新情報をご確認ください。

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