本記事には広告リンクが含まれます。
LECとフォーサイトは、どちらも自宅で通関士試験を目指せる講座ですが、価格だけで並べると選び方を誤ります。講師の詳しい講義と通関実務の段階別演習を重視するならLEC、コンパクトなeラーニングと費用の抑えやすさを重視するならフォーサイトが基本です。
さらに、2026年8月15日時点では、LECの初学者コースが2026年合格目標、フォーサイトが2027年試験対策です。同じ年度の講座ではないため、受講料202,950円と29,800円・52,800円の差だけでなく、いつ受験するかを先に決めて比較します。
結論:LECとフォーサイトはどちらがおすすめ?
- LECがおすすめ:講師の説明を詳しく聞き、過去問・計算・申告書・貨物分類・公開模試まで段階的に取り組みたい人
- フォーサイトがおすすめ:2027年試験を目標に、動画とデジタル教材を中心に29,800円から始めたい人
- 迷ったら:受験年度、必要な演習量、紙教材の要否、質問の使い方の順で決める
LECは教材と講義の量が多いため、残り期間と毎週の学習時間を確保できるかが重要です。フォーサイトは費用を抑えやすい一方、無料質問は10回なので、自分で調べて進める力も必要です。申込前には公式サイトで対象年度、配信・発送日、視聴期限、給付対象コースと最終金額を確認してください。
LECとフォーサイトを9項目で比較
| 比較項目 | LEC | フォーサイト |
|---|---|---|
| 販売中の主な対象年度 | 2026年合格目標 | 2027年試験対策 |
| 一般価格 | 初学者コース202,950円 | デジタル29,800円/冊子付き52,800円 |
| 学習の軸 | 講義、過去問、分野別実務演習 | 動画・音声、デジタルテキスト、テスト |
| 通関実務 | 計算4回・申告書7回・貨物分類9回 | 問題集、模擬試験、直前対策 |
| 模試 | 全日本通関士公開模擬試験を含む | 1回分を含む |
| 紙教材 | 講座教材を発送 | 52,800円の講座にテキスト4冊・問題集5冊 |
| 質問 | 教えてチューター | 無料10回 |
| 学習端末 | Web動画・音声DL・スマホ | eラーニングで動画・音声・教材・テスト |
| 一般教育訓練給付 | 専用商品ページから申込み | 冊子付きスピード合格講座が対象 |
最初に確認:LECは2026年、フォーサイトは2027年対策
LEC公式の初学者コースは2026年合格目標で、直前総まとめ講座まで配信済み、公開模試はWeb受験が8月12日、会場受験が9月6日と案内されています。今から選ぶ場合は、教材が充実しているかだけでなく、2026年10月4日の本試験までに消化できる範囲を具体的に確認する必要があります。
フォーサイトの販売ページは2027年試験対策で、受講期間は2027年度本試験前日までです。初学者がこれから基礎から始めるなら、時間を確保しやすい選択肢です。2026年受験と2027年受験を混同せず、まず目標年度を決めてください。
料金比較:価格差は教材と演習の範囲で判断する
LEC初学者コースは一般価格202,950円
LECの通信Web・音声ダウンロード・スマホ対応の初学者コースは、公開模試の会場受験または自宅受験を選び、一般価格202,950円です。公開模試の添削済答案と成績表は原則Web閲覧で、郵送返却を希望する場合は1,100円のオプションが案内されています。
価格には、入門、知識獲得、過去問攻略、計算・申告書・貨物分類、直前総まとめ、公開模試という段階的な講座が含まれます。すべてを使う人には比較材料になりますが、直前期に一部しか利用できない場合は、単科講座も含めて必要範囲を確認するのが安全です。
フォーサイトは29,800円と52,800円
フォーサイトのデジタルプランは29,800円で送料無料です。テキスト4冊、問題集5冊、再現問題、模擬試験1回分、通関実務の直前対策をデジタルで利用します。冊子付きスピード合格講座は52,800円で送料別。紙教材とeラーニングの両方を使えます。
LECとの差額だけを見て「安いほうが得」とは決められません。詳しい講義と分野別演習へ費用を払うか、必要教材をコンパクトに使うかの違いです。給付制度を含む考え方は通関士講座の教育訓練給付金ガイドも確認してください。
講義と教材を比較:詳しさのLEC、まとまりのフォーサイト
LECは長めの講義で理由から理解する構成
LECは入門講座の後、知識獲得講座で関税法、関税定率法等、通関業法、通関実務を学び、過去問攻略講座へ進みます。主要講義は各150分の回が多く、条文や判断理由を講師の説明で理解したい人に向きます。
一方、講義を視聴するだけでも相応の時間が必要です。受講前に無料体験を利用し、再生速度を上げても理解できるか、問題演習の時間を別に取れるかを確認してください。詳しい内容はLEC通関士講座のレビューで整理しています。
フォーサイトはeラーニングに学習機能を集約
フォーサイトは講義動画・音声、デジタルテキスト、チェックテスト、確認テスト、用語集、学習スケジュールをeラーニングで利用できます。通勤中や休憩中に短い単位で進め、帰宅後に問題集へ移る学習と相性があります。
デジタルプランは発送物が受講ガイドのみです。画面だけでは申告書問題に取り組みにくい人は、冊子付き講座を選ぶか、印刷環境まで考えます。詳細はフォーサイト通関士講座のレビューも参考にしてください。
通関実務対策の違い:演習を細かく分けるならLEC
LECは通関実務対策として、計算編4回、申告書編7回、貨物分類編9回を用意しています。申告書は基礎から輸出・輸入へ進み、貨物分類は関税率表の見方と各類解説の後に演習問題へ移る構成です。苦手分野を講義単位で切り分けたい人に向きます。
フォーサイトにも問題集5冊、再現問題、模擬試験1回分、直前対策の通関実務対策編が含まれます。ただし、公式価格ページ上でLECほど分野別の講義回数は細かく示されていません。自分で問題演習を回せる人ほど、コンパクトな構成を活かしやすいでしょう。
どちらを選んでも、計算過程を書き、申告書問題を時間内に解く練習は必要です。学習量の決め方は通関士の勉強時間と学習計画、模試の使い方は通関士模試の選び方と活用法で確認できます。
質問サポートを比較
LECは「教えてチューター」で講義の不明点を質問できると案内しています。質問できる対象講座、受付期限、回答方法は受講前に確認してください。公式ページで回数上限を確認できなかったため、無制限とは扱いません。
フォーサイトの無料質問は10回です。まず教材・用語集・法令を確認し、それでも解決しない論点に絞る使い方が必要です。質問頻度が高い人は回数だけでなく、講義の詳しさや自己解決のしやすさも含めて比較しましょう。
LECが向いている人・向かない人
- 講師の説明を聞いて法律や計算の理由から理解したい
- 過去問、計算、申告書、貨物分類を段階別に学びたい
- 本試験形式の公開模試まで一つのコースで進めたい
- 講義と演習へまとまった時間を確保できる
費用を最小限にしたい人、短い動画とスマホ学習だけで進めたい人には重い可能性があります。また、2026年8月15日から初学者コース全体を始める場合は日程が非常に短いため、2026年受験の現在地と消化可能量を先に確認してください。
フォーサイトが向いている人・向かない人
- 2027年試験を目標にこれから学習を始める
- 動画・音声・デジタル教材をスマホでまとめて使いたい
- 冊子不要なら3万円未満に抑えたい
- 質問10回でも自分で調べながら進められる
長い講義で背景から詳しく理解したい人や、分野別の実務演習を講師と細かく進めたい人には物足りない可能性があります。紙面で学びたい場合は、デジタルプランではなく冊子付き講座を比較してください。
教育訓練給付制度は対象コースを確認
LECは初学者コースの教育訓練給付制度用商品ページを別に案内しています。通常商品へ申し込んだ後で自動的に給付対象になるとは考えず、申込前に専用ページ、対象期間、修了要件を確認してください。
フォーサイトは52,800円の冊子付きスピード合格講座を一般教育訓練給付金の対象として案内し、デジタルプランには対象表示がありません。制度の支給要件を満たすかは個人ごとに異なるため、必要に応じてハローワークへ照会します。
迷ったときの4ステップ
1. 受験年度を決める
2026年を受けるのか、2027年を本命にするのかを先に決めます。販売中の主力講座の年度が違うため、ここが最優先です。
2. 通関実務をどこまで講義で学ぶか決める
計算・申告書・貨物分類を分野別講義で進めたいならLEC、自分で問題集を回せるならフォーサイトが候補です。
3. 1週間の学習枠へ当てはめる
講義視聴、復習、問題演習を実際の曜日へ配置します。コースの教材量ではなく、自分が消化できる量で決めてください。
4. 無料体験と教材見本を確認する
講師の話す速さ、1画面の文字量、紙面の余白、スマホ操作を確認します。ほかの講座も含めて比較する場合は通関士通信講座おすすめ4社比較へ戻ってください。
よくある質問
LECは今から2026年試験に間に合いますか?
一律には判断できません。初学者コースは2026年合格目標ですが、2026年8月15日時点では直前期です。公式の無料体験や講座一覧を確認し、過去問の現在得点、使える週時間、必要な単科講座から判断してください。
フォーサイトのデジタルプランに紙教材はありますか?
教材はすべてデジタルで、発送物は受講ガイドのみです。紙のテキスト4冊・問題集5冊が必要なら、52,800円の冊子付きスピード合格講座を選びます。
価格差だけでフォーサイトを選んでもよいですか?
価格だけではなく、目標年度と必要な演習支援を確認してください。分野別講義や公開模試を使わないならLECの価値を活かしにくく、画面学習や自己管理が苦手ならフォーサイトの安さを活かしにくくなります。
まとめ:講義と実務演習ならLEC、2027年向けの価格とeラーニングならフォーサイト
LECは講義と通関実務演習を段階的に進めたい人、フォーサイトは2027年試験へ向けて費用を抑え、eラーニング中心で進めたい人に向きます。2026年8月15日時点では対象年度が違うため、最初に受験年を決め、次に学習量と教材形式を比べてください。
参考にした公式情報
確認日:2026年8月15日。受講料・教材・対象年度・制度は変更される場合があります。
