通関士試験の持ち物チェックリスト|前日・当日の準備

受験票・鉛筆・消しゴム・時計・電卓など通関士試験の持ち物を並べたアイキャッチ 試験対策・勉強法

通関士試験当日は、受験票、HB・Bの鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製消しゴム、規定に合う時計、通関実務で使う電卓を準備します。ただし、机上に置ける物や電卓の機能には公式ルールがあり、会場ごとの交通・入場案内も確認が必要です。

第60回通関士試験は2026年10月4日(日)に実施されます。この記事では、財務省・税関の第60回受験案内を基に、持ち物、机上に出せる物、前日・当日の動きをチェックリスト形式で整理します。

本記事から移動できる一部の記事にはプロモーションが含まれています。

先に確認する5項目

  • 受験票に記載された試験会場と受験地
  • 午前9時までに集合できる交通経路
  • 答案用のHB・Bの黒鉛筆またはシャープペンシルと消しゴム
  • 通信・計算機能のない時計またはストップウォッチ
  • 通関実務だけで使う、公式条件に合う電卓

最終判断では、この記事ではなく、手元の受験票と第60回通関士試験受験案内、受験地を管轄する税関の会場案内を優先してください。

第60回通関士試験の持ち物チェックリスト

試験前夜に「持って行く物」と「試験時間中に机上へ出せる物」を分けておくと、入室後に迷いません。公式受験案内が机上に置くことを認めている物は次のとおりです。

区分持ち物公式上の注意点
必須受験票持参しない場合は入場できません。記載された会場と異なる会場でも受験できません
答案記入HB・Bの黒鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製消しゴム答案用紙はマークシート方式。他の筆記用具では採点されないことがあります
問題用紙への記入色鉛筆、蛍光ペン、色付きペン、定規、芯ケース机上に出せます。ただし、答案用紙の記入はHB・Bに限ります
時間確認時計またはストップウォッチ通信・計算機能がない物。音を発する機能があれば音の出ない設定にします
通関実務条件に合う携帯用電子計算機(電卓)第3科目「通関実務」の試験時間だけ使用できます。貸与はありません
必要に応じて座布団、ひざ掛け、ハンカチ、目薬、ティッシュ、指サックティッシュは包装から中身を出します。一部は係員の判断で使用できない場合があります

筆箱や耳栓など、上の一覧にない物は試験時間中に机上へ置けません。かばん等にしまい、足元に置きます。鉛筆や消しゴムは故障・紛失に備えて複数用意するのが実用的ですが、本数は公式に指定されていません。

受験票は会場・受験地・到着状況まで確認する

受験票は単なる受験番号の控えではありません。試験場へ必ず持参する必要があり、受験票に記載された会場と異なる会場では受験できません。

  • 受験票の氏名、受験番号、受験地、試験会場を確認する
  • 貼付写真が剥がれそうでないか確認する
  • 受験票に記載された注意事項を読む
  • 前夜にかばんへ入れ、出発前にもう一度確認する

出願書類を提出した後、2026年8月25日(火)までに受験票が届かない場合は、提出先の税関へ必ず連絡するよう受験案内に記載されています。日付を過ぎているのに届いていなければ、待ち続けずに管轄税関へ照会してください。受験申込み自体の確認は、通関士試験の申込み方法でも整理しています。

筆記用具・時計・電卓の公式条件

答案用紙はHB・Bの黒鉛筆かシャープペンシルで記入する

答案用紙への記入に使えるのは、HBまたはBの黒鉛筆かシャープペンシルです。修正にはプラスチック製消しゴムを使います。色鉛筆や蛍光ペンなどは机上に置けますが、答案用紙には使いません。

本番前に、使用する鉛筆・シャープペンシルと消しゴムで実際にマークし、きれいに消せるか確認しておくと安心です。マークの順序や見直し方法は、通関士試験のマークシート戦略をご覧ください。

時計は通信・計算機能のない物を選ぶ

試験場に時計がない場合があるため、税関は時計の持参を勧めています。使用できるのは、通信機能・計算機能がない時計またはストップウォッチです。音を発する機能がある物は、音の出ない設定にします。

スマートウォッチ、スマートグラスなどのウェアラブル端末は使用できません。東京・新潟会場の個別案内でも、スマートウォッチは通信機能をオフにしても使用できないと明記されています。普段スマートウォッチを使っている人は、条件が明確な単機能の時計を別に準備します。

電卓は通関実務の時間だけ使える

電卓は第3科目「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」の試験時間だけ使用できます。第1・第2科目では使用しません。公式条件は、次の3点です。

  1. 計算機能だけを持つ物
  2. 数値表示部分がおおむね水平な物
  3. 電源内蔵式の物
使用が認められる機能例使用が認められない機能例
四則計算、GT、税計算、数値メモリ、クリア、ラウンド・小数点セレクター、日数・時間計算、レート換算、アンサーチェックプログラム入力・記憶、漢字・カナ・英字入力、関数電卓、紙への記録、消音できない音、電子手帳

税計算、レート換算、アンサーチェック機能があるだけで不可になるわけではありません。一方、RUN、EXE、PROG、sin、cos、tanなど、受験案内が不可の例として示すキーがある物は避けます。機種名ではなく、実機の機能とキーを受験案内8ページの一覧で照合してください。

これから電卓を用意する場合は、通関士試験で使える電卓の選び方と候補3機種で、12桁・卓上型・2電源の目安と購入後の練習方法を確認できます。

飲料・昼食・服装と電子機器の扱い

項目試験時間中の扱い準備のポイント
飲料ペットボトル飲料のみ。机上に置かず、蓋を閉めて足元へ。カバーは不可開封や容量の細かな条件は受験票・会場案内も確認する
昼食・軽食水分補給以外の飲食は原則禁止会場内の売店が営業しない場合に備え、会場へ入る前に用意する
上着・ひざ掛け机上に出せる物として案内されていますが、係員の判断で使用できない場合があります寒暖差を自分で調整できる服装にする
携帯電話など試験室内での使用は禁止。机上へ置けませんアラームを解除して電源を切り、かばんへしまう
耳栓・筆箱机上へ置けません試験時間中はかばんへしまい、足元へ置く

試験中に日常的な生活騒音が発生しても救済措置は行わないと受験案内に記載されています。耳栓は机上に出せないため、普段から完全な無音だけを前提にせず演習しておくのも準備の一つです。

試験会場と交通は受験票・管轄税関で確認する

第60回は全国13試験地で実施されます。試験会場は税関の第60回試験会場一覧で公表されていますが、最終的には受験票の記載を確認してください。

  • 会場名だけでなく、建物・キャンパス・最寄り駅まで確認する
  • 受験票の会場と、地図で開いた会場が一致しているか照合する
  • 公共交通機関を基本に、運休・遅延時の代替経路も一つ決める
  • 管轄税関の個別案内で、開門・入室時刻、駐車、昼食、立入場所を確認する

会場ごとに条件は異なります。例えば東京・新潟会場は午前8時開門、8時30分から入室予定で、会場内の飲食店・売店は営業しないと案内されています。この条件を他会場へ一律に当てはめず、第60回通関士試験の公式ページから自分の管轄税関の案内へ進んでください。

前日に行うこと

前日は知識を増やすより、受験できない・必要な物を使えない事態を防ぐ準備を先に終えます。学習面の最終調整は、通関士試験の直前4週間プランと分けて考えます。

順番前日の確認完了条件
1受験票と会場指定会場、集合時刻、経路、代替経路を確認した
2机上用品筆記用具、消しゴム、時計、電卓の条件を照合した
3電子機器スマートフォン等のアラームを解除する予定を確認した
4昼食・飲料・服装売店に依存せず、寒暖差へ対応できる準備をした
5出発起床・出発時刻と交通状況の確認方法を決めた
6学習持参する確認資料を必要最小限に絞り、就寝を優先した

普段と違う食事、睡眠時間、薬を一律に勧めることはできません。体調面で配慮が必要な場合は自己判断だけで準備せず、受験申込み時の特別措置や管轄税関への照会を利用してください。

当日の到着から試験終了まで

受験者は、試験開始30分前の午前9時までに試験場へ集合します。試験開始時に遅刻した場合は、原則として入場できません。また、各科目の開始15分前から注意事項の説明が行われるため、指定席に着いておく必要があります。

時刻科目・行動注意点
9:00まで試験場へ集合会場到着ではなく、受験票の案内に従って試験室を確認する
9:15まで第1科目の指定席へ開始15分前から注意事項説明
9:30〜10:20通関業法電卓は使用しない
10:45まで第2科目の指定席へ休憩中に次科目の準備を整える
11:00〜12:40関税法等電卓は使用しない
13:35まで第3科目の指定席へ条件に合う電卓を準備する
13:50〜15:30通関実務電卓を使用できる

各科目では、答案用紙の氏名、受験番号、受験地を書き間違えないよう確認します。試験開始後30分間と終了前10分間は退出できません。前の科目の結果を休憩中に長く検討せず、次の科目の受験票・筆記用具・時間確認へ切り替えます。

よくある質問

本人確認書類は必須ですか?

第60回受験案内が試験場への必須持参物として明記しているのは受験票です。会場別案内では受験票による本人確認にも触れています。運転免許証などを一律の必須物とは断定せず、手元の受験票と管轄税関の個別案内に追加指示がないか確認してください。

アンサーチェック機能付き電卓は使えますか?

受験案内ではアンサーチェック(検算)を、使用できる機能の例に挙げています。ただし、プログラム、関数、文字入力など使用できない機能もあるため、電卓全体が条件を満たすか確認してください。

スマートウォッチは通信を切れば使えますか?

使わないでください。受験案内はスマートウォッチ等のウェアラブル端末の使用を禁止しています。東京・新潟会場の案内では、通信機能をオフにしても使用できないと明記されています。

会場に時計や売店はありますか?

時計が設置されていない会場があるため、公式条件に合う時計を持参します。売店の営業も会場ごとに異なり、東京・新潟会場は営業しないと案内されています。昼食は管轄税関の案内を確認したうえで、会場へ入る前に準備するのが安全です。

まとめ|受験票と公式案内を基準に前夜までに準備する

通関士試験の持ち物は、便利そうかではなく、第60回受験案内と受験票の条件で判断します。特に受験票、答案用の筆記用具、時計、通関実務用の電卓は、前夜までに実物を確認してください。

  • 受験票の会場・受験地を確認し、午前9時までに集合する
  • 答案はHB・Bの黒鉛筆またはシャープペンシルで記入する
  • 時計は通信・計算機能のない物を使う
  • 電卓は公式条件を満たす物を通関実務だけで使う
  • 机上に出せない物はかばんへしまい、足元に置く
  • 交通・開門・昼食などは管轄税関の会場案内を確認する

出典:財務省・税関「第60回通関士試験」第60回通関士試験受験案内第60回通関士試験に係るお知らせ(2026年7月28日確認)

コメント

タイトルとURLをコピーしました